金木犀の記憶 | | 『C型肝炎』
旦那は小さい頃に数度、脚の手術を受けています。
当然心配ですわな、件の厚生労働省HP病院リスト。
昨夜遅く、閲覧してみましたが、結果は『使用したかどうか不明』でした。
健保HPを見ると、船橋市では毎週月曜に負担金\1500程で検査しているとの事でした(要予約・定員20名)。
「一昨年の再検査の結果、まだ聞いてないんだよね?近日中に、聞いてきてね」
と言うと、旦那はあまり気が進まない様子。
「…聞いてきたほうが良い?」
「うん。だって貴方が感染してたら嫌だもん…」
つい、ちょっと涙ぐんでしまいました。
身近な人が、父みたいに、肝臓癌とかで亡くなったら、嫌だもん(ρ_;)
病院嫌いな父。彼が病院に行った時には、もう遅かった。黄疸。リンパ腺への転移。白い病室、秋の夕日を浴びながら、金木犀の花の色に体を染めて、父は逝った。窓の下には、咲き誇る金木犀の花。
私がもっと近くにいたら、もっと早くに気が付いた筈。もう10年位は、脛をかじらせて欲しかったよ。挨拶代わりの口喧嘩。そんなレクリエーションが、もう楽しめなくなってしまったじゃないか。
「…じゃあ、この間の健診の病院で再検査を受けるよ。一昨年と状況が変わっているかも知れないし。」
…良かった(ρ_;)
実家の庭には、大きな金木犀の大木。このアパートの窓の下にも、金木犀の幼い木。強い芳香と鮮やかなオレンジ色の花は毎年、彼の命日を忘れずに告げにくる。
万が一貴方が感染・発症していても、私の肝臓を半分、分けてあげるからね(゜∀^*)♪ | | |
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| 闘病系日記■■2004.12.19■■ |
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